抗真菌薬の情報配信局

真菌が原因で感染してしまう性病の症状や治療法を中心に抗真菌薬について解説しているサイトです。「カンジダ症」や「水虫」という言葉に覚えのある方、当サイトでその治療薬である抗真菌薬について詳しくなっていってください。

真菌が原因の性病には抗真菌薬

真菌、つまりカビなどをはじめとする微生物が原因で性病が引き起こされてしまった場合には、基本的に抗真菌薬による治療を行っていくことになります。
抗真菌薬とは読んで字の通り、真菌の働きに対して抵抗し、それを死滅させる効果を持つ薬です。
ただこの薬にはいくつかの種類があり、それぞれによって作用が異なってきます。
まず一種目となるのがポリエン系です。
このポリエン系は真菌の細胞膜を構成しているエルゴステロールという成分に結合・破壊し、細胞壁に穴を開けることで真菌の核が生存できない環境をつくるという作用を持っています。
細胞膜を破壊すると言ってもエルゴステロールは人の細胞膜では使用されていないため、人の細胞に穴を開けるということはありません。
次に二つ目となるのがアゾール系です。
これは細胞膜に対して機能するということはポリエン系と同様ですが、ポリエン系が完成した細胞膜を破壊するのに対し、アゾール系はそもそも増殖を行わせないという作用を持ちます。
効果としてはエルゴステロールの合成を阻害する効果があり、エルゴステロールが合成できなくなるために新しい真菌が作られなくなるのです。
ただ既に完成しているエルゴステロールを破壊するわけではないため、即効性に関してはポリエン系に一歩劣ると言えます。
そして三つ目となるキャンディン系は真菌の細胞壁を構成しているグルカンの構築を阻害する効果を持ちます。
細胞壁は真菌における骨格のような部位ですから、これを破壊することで真菌を脆弱にし、死滅させやすくするのです。
万が一性病にかかってしまったとしても、それが真菌を原因とするものであるならばこれらの医薬品で適切な治療が行える可能性は十分にあると言えます。
ただしかし、現代の日本で使用されている抗真菌薬の種類はさほど多くないということはこの薬の欠点でもあります。
医薬品は常に最新のデータに基づいて細菌や真菌に効果的な物が作られるようになっています。
これは古い医薬品に対しては耐性を持つ真菌が発生する恐れがあるからです。
特に抗生物質の分野においては患者が適切に投与をしなかったがために体内の細菌が耐性を持ち、特定種類の抗生物質では効果が期待できなくなるなどの問題が発生しています。
抗生物質はいくつかの選択肢があるために薬剤を切り替えての対処が可能ですが、抗真菌薬はもともとの種類が少ないだけに、薬物耐性が出来た真菌に対しての対抗策が限られてしまいます。
そのため「性病は抗真菌薬で治療できる」ということは確かなのですが、治療に際しては必ず医師の指導に従って投与するようにしてください。

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