真菌が原因で感染してしまう性病の症状や治療法を中心に抗真菌薬について解説しているサイトです。「カンジダ症」や「水虫」という言葉に覚えのある方、当サイトでその治療薬である抗真菌薬について詳しくなっていってください。

抗真菌薬で胃痛や下痢になる?

抗真菌薬は、真菌(カビ)の育成を阻害し、真菌症の治療に使われる薬です。水虫や皮膚カンジダ、癜風などの表在性真菌症の場合はケトコナゾールなどの外用薬を使用し、アスペルギルスやクリプトコッカスなどの深在性真菌症には内服薬を使用します。
抗真菌薬の内服薬には人口合成の化学物質と抗生物質に分けられています。この中でも抗生物質の副作用には、発熱や悪寒の他に、胃のむかつき・吐き気・下痢・便秘や腹痛などをもたらす胃腸障害を引き起こすことがあります。
抗生物質には細菌だけを殺してしまうという効果があります。ペニシリンやセフェムなど種類があり、選択した薬で、体内に巣くう細菌を退治します。特定の生物にのみ毒性を発揮することを「選択毒性」と呼びますが、抗生物質にはこの選択毒性が低いため、ピンポイントに悪い細菌だけを退治するのは難しいというのが実状です。
細菌を殺すことで症状は回復しますが、胃腸に住む良い菌まで退治してしまいます。そのため胃痛や腹痛、下痢といった副作用を引きおこします。たとえば腸内環境を整える善玉菌を抗生物質で退治すると、腸内細菌のバランスが崩れるため、お腹を守ってくれる菌が少なくなり下痢になってしまいます。もちろん抗生物質の服用を止めると、自然と腸内細菌のバランスは整うので、下痢も治まってきます。風邪を引いている人が治すために抗生物質を服用すると、下痢になってしまうというのも同じ原理です。
抗真菌薬の抗生剤を使った治療を行っている人で、水のようにひどい下痢が続く場合は、抗生剤を飲むのを止めて、病院で診察を受けるようにしましょう。もとから下痢気味という人は、調整剤をお願いするのも良い方法かもしれません。