真菌が原因で感染してしまう性病の症状や治療法を中心に抗真菌薬について解説しているサイトです。「カンジダ症」や「水虫」という言葉に覚えのある方、当サイトでその治療薬である抗真菌薬について詳しくなっていってください。

抗真菌薬やクラビットが無効な腫瘤を伴う性感染症は?

性感染症とは、性行為やそれと類似する行為(アナルセックスやオーラルセックス)によって感染する感染症のことをいいます。性感染症において感染する微生物には細菌(クラミジア、梅毒、淋菌など)、ウイルス(ヘルペス、エイズなど)、真菌(カンジタ)、原虫(トリコモナス)が挙げられます。
これらの治療は通常病院を受診して治療をしていくものです。しかし、近年これらの治療薬もインターネットを介して通販感覚で入手することができるようになっています。日本ではこれらは処方箋医薬品に分類され、医師の処方がなければ入手することはできません。しかし海外の同一有効成分の製品を自己使用の目的で個人輸入することは可能です。この個人輸入の代行サービスがインターネットで広く行われています。
抗真菌薬のニゾラールや抗生物質のクラビットが性感染症に使われる薬の代表例ですが、この2つの薬で効果が現れない腫瘤を伴う性感染症があります。これは梅毒の可能性が高いです。
梅毒は梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症です。性感染症の中では腫瘤ができるということが特徴的で、腫瘤がある場合にはまず梅毒であることを疑います。抗真菌薬は真菌に対して効果があり、梅毒トレポネーマに対しては効果が現れません。よって抗真菌薬のニゾラールは無効なのです。またクラビットは広い抗菌スペクトルを有する抗生物質ではありますが、梅毒トレポネーマには効果を示しません。梅毒に対してはクラビットではなく、ペニシリン系抗生物質(アモキシシリンなど)を使用することが多いです。
このように自己判断で薬を選ぶと効果が得られないこともあります。自分が選んだ薬で効果が得られない場合には早めに医師に相談するようにしましょう。